🟧 1. はじめに|MUKU工房が目指すDXとは
MUKU工房では、100年後も愛される「本物の家具」を届けるため、伝統的な木工技術と最先端のデジタル技術を融合した取り組みを進めています。職人の技とデジタルの力で、より多くの人に家具の魅力と物語を届けることが、私たちのDXの核心です。
🟧 2. DX推進体制
- DX責任者(CDO)を設置し、代表直下にDX推進タスクフォースを組織
- 各部門(EC・物流・マーケティング・CS)が連携
- Google広告当社担当アシスタントや外部デジタルパートナーと協業
🟧 3. 主なDX施策
■ EC強化
- PHP(Laravel)をベースにしたUI/UXの再設計
- 多言語化対応(英語・中国語)
- 顧客単価向上のためのレコメンド機能と分析導入
■ 製造・物流のデジタル化
- 在庫管理の自動化・自動発注
- 配送手配のシステム連携(ヤマト・アートセッティングデリバリーとのAPI連携)
■ デジタルマーケティング
- CMS(コンテンツマネジメント)によるストーリーブランディング
- SEO 強化、広告運用最適化
- 顧客レビュー分析とLTV向上施策
🟧 4. これからの展望
今後は、バーチャルショールームや、購入前に家具を部屋にAR配置できる機能の導入など、「見る・選ぶ・買う」のすべてをDXで支える環境構築を目指しています。
🟧 5. 最後に|伝統と革新を、未来へ
MUKU工房のDXは、単なる効率化ではなく「物語の伝達」です。人の手のぬくもりと、デジタルの力を掛け合わせ、日本の家具を世界中に届けていきます。
戦略を効果的に進めるための体制

当社では、DX推進責任者(CDO相当)を設置し、代表取締役直下にDX推進タスクフォースを編成。企画、マーケティング、カスタマーサービス、物流の各担当者が連携して、戦略立案と実行を継続的に行っている。
また、Google広告支援チームなど外部アドバイザーとも月次でレビュー会議を実施し、最新動向の反映と方向性の調整を図っている。
最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策

2022年度に基幹システムをAWSクラウド環境へ完全移行し、拡張性と安定性を確保した。
現在は、SEO強化およびストーリーブランディング対応を目的としたCMS導入の準備を進めており、2025年下期の実装を予定している。
あわせて、越境EC対応機能およびAIレコメンド機能の設計にも着手しており、段階的に実装することで、データ活用と顧客体験向上のためのDX基盤を整備中である。