中期経営計画2025~2029 「匠の心で世界へ」

はじめに MUKU工房は、日本の木工技術と職人文化の継承を使命とし、旭川家具をはじめ国産家具産地・伝統工芸品の品質と美意識をグローバル市場へ届けることを目指します。本中期経営計画では、2025年度から2029年度までの5年間を対象に、持続的成長と国際展開の両立を実現する戦略を明示します。

ビジョン “匠の心で、世界へ。” 日本の伝統的なものづくりの精神を礎に、デジタル技術と融合した顧客体験の創出を通じて、世界中の富裕層・感性消費層に対して価値を届ける。

経営目標 ・2029年度までに海外売上比率を20%へ引き上げる ・平均顧客単価を15%向上させる ・ECサイトのレビュー平均を4.7以上に維持 ・脱属人化と業務効率の高度化を達成

戦略方針 (1)越境ECと海外展示会による販路拡大 (2)CMSとSEO戦略によるブランディング強化 (3)職人の技術やストーリーのデジタル化 (4)AIレコメンドによる提案力の強化 (5)クラウド基盤による運用と拡張性の確保

組織と体制 ・CDO(Chief Digital Officer)を中心としたDX推進チームを継続 ・CS、商品企画、マーケティング、物流が横断的に連携 ・外部アドバイザー(Google広告支援チーム等)との協業

成果指標(KPI) ・海外売上比率:2025年10%→2029年20% ・平均客単価:前年比+3%成長を継続 ・レビュー評価:★4.7以上維持 ・SEO自然流入:毎年20%増加 ・月次PDCAによる進捗管理

サステナビリティと社会貢献 ・FSC認証材の利用推進 ・地域職人との共創と後継者育成 ・CO2排出抑制に資する物流最適化

おわりに 旭川及び日本の家具・工芸品産地に根ざしたものづくりの精神と、世界市場に通用する品質・価値・文化を融合させ、未来のグローバルクラフト企業として飛躍します。